トドゼルガタリ

 みんな「GOTCHA!」見た? 私は泣きすぎてお腹が痛くなって、わんわん言いながら友だちに連絡を取りました。人類はついにBUMPとポケモンの組み合わせがドラゴンはがねタイプくらいヤバいことに気が付いてしまったな。

 ポケモンのいない人生って考えられないというか、もうほんとにいろんな意味でポケモンに生かされているので、ポケモンに出会えてよかったなあという気持ちです。ポケモンと一緒に大人になれて嬉しい。なんか感極まりすぎてろくに眠れなかったので、今これを急に書いています。モチベーションが天元突破して仕事は夜中に終わらせました。元気です。以下、暇な方はお付き合いください。
 と、言いつつ、何を書くかはぜんぜん決めていないという無計画っぷりなんですけど、ほんとどうしようかな。とりあえず、なんとなく書きたいことを連ねていきます。

 私が初めてまともにポケモンをやったのって、じつは赤緑でも金銀でもなくてルビーサファイアが最初なんですけど(RS→赤緑→金銀の順でやりました)、赤緑とか金銀とかが発売した頃って、まだ自分はばぶちゃんで、兄がプレイしてる様子を横でずっと覗いていた記憶があります。兄が選んでいた御三家も覚えていて、ヒトカゲヒノアラシアチャモだったな。全部ほのおやんけ。笑う。
 私が元々兄にべったりだったというのもあるんですけど、ほんとうにずっと兄がポケモンをやっているのを見ていました。兄は私の先輩トレーナーで、自分とポケモンの旅にいつも私を連れていってくれる優しい人でした。今も優しいけど。
 兄はすごくしっかり厳選をしたり、努力値を振るタイプのトレーナーで、きっちり育ててからバトルするのが好きなんですけど、私もその気質にはそこそこ影響を受けていると思う。剣盾でバトルタワー→ランクマッチに眠れないほどハマったし……(笑)
 それで、私、初めて育てたポケモンが御三家じゃなくて、兄の厳選したタマザラシだったんですよね。RSが発売する頃にはばぶちゃんから多少成長していたので、兄にゲームを貸してもらって、兄がゲットしたタマザラシを育てました。サンドを何匹倒してね、などと言う兄の指示のもと。当時はよく分からなかったですけど、今思えば私に努力値振らせてたんだなと思うとちょっと笑っちゃうな。だから、私にいちばんはじめにポケモンをくれたのは、ポケモン博士じゃなくて先輩トレーナーの兄なんですよね。現トドゼルガと私はそういう感じで出会って、今に至ってます。

 でもなんとなく、タマザラシとは流氷の上で出会ったような気がずっとしてるんですよね。ぜんぜんそんなことはないんですけど。出会った場所、兄のボックスから出してもらったポケモンセンターだし。私たち、ホウエンの海で出会ったよね? とトドゼルガに訊くと、彼女もそうかもねえと笑ってくれるので、ポケモンセンターのボックス前も我々にとっては海の上の流氷のようなものなのであります。

 そんなトドゼルガともルビサファ発売から一緒にいるので、もう早十八年目の付き合いとなりました。過去作から手持ちを連れてこられるシステムがダイパ辺りで導入されてから、いろんな地方をトドゼルガと一緒に旅しているので、私の人生のほぼすべてはトドゼルガと一緒にいたことになります。もちろんこれからも。楽しみだね。ガラルで一緒にカレーを食べる準備はすでにできているので、あとは十月二十三日になるのを待つだけ!

 「GOTCHA」って言葉、「見つけた」とか「捕まえた」とかっていう意味らしいから、「キミに決めた!」とか「ゲットだぜ!」ということなのかなって昨日のPVを見ていて思ったので、私にとってのGOTCHAの話をしてみました。

 今日は一日中アカシア聴いちゃうな。
 それじゃあまた! みんなもポケモン、ゲットじゃぞ。

『マイロウドの手記』:キャラ名について

 こんばんは、綿谷です! 昨日、久々にハンバーガーを食べたのですが、やはりハンバーグは厚ければ厚いほどいいと思いました。元気です。

 いきなり何? という感じなのですが、フォロワーキャラ化創作である『マイロウドの手記』のキャラ名についてのメモを、自分用にでも書き残しておこうかなと思って今記事を書いています。テーマはストレート湾曲命名です。何言ってんだってなると思うんですけど、割と大体そんな感じでちょっとずつ捻くれております。
 ということで以下よりキャラ名一覧です(随時増えるかも)。

コージィ(Cozy)/居心地が良い。転じて家。帰るべき場所。
ブレイヴ(Brave)/勇気。転じて剣を持ち、切り拓くもの。傷付けも傷付きもするもの。
センリ(Senri)/千里。転じて長く険しい道のり。人が歩きたくはない道。
ゼン(Zen)/禅、善、全、前。転じて多様性。一つに囚われないもの。
シグナル(Signal)/合図。転じて導くもの。見つかるために光るもの。
ギフト(Gift)/贈り物。転じて天才。与えられ、与えるもの。
アンダイン(Undine)/ウンディーネ。転じて水と共に在るもの。人を殺せるもの。
ウィッチ(Witch)/魔女。転じて呪い。人と同じ時間を歩めないもの。
カンウ(Kanu)/冠羽。転じて鳥の荊冠。後悔の尾を引くもの。
ビリーブ(Believe)/信頼。転じて剣を持ち、守るもの。傷付きも傷付けもできるもの。
クロック(Clock)/時計。転じて永い時を数えるもの。持ち主のために太陽と月を見送るもの。
エバ(Eva・Ever)/命と永遠。転じて不朽。自らも気付けない世界の秘密そのもの。
リピート(Repeat)/繰り返し。転じて停滞。繰り返すほどにこだま(エコー)が聞こえるもの。
ホープ(Hope)/希望。転じて頼りない願い。まばゆい光に惹かれるもの。
ヴォイス(Voice)/声。転じて聴き、発するもの。伝播させるもの。
レディ&ボーイ(Lady・Boy)/淑女といたずらっ子。お転婆と給仕。転じて凹凸に見えて類似しているもの。
ライト(Right・Light)/正義。光。転じて灼くもの。偏った思想をもつもの。
ナイト(Night・Knight)/夜。騎士。転じて静かに守るもの。灯りを持つもの。
ラナー(Lanner・Runner)/隼。走者。転じて飛ぶように駆けるもの。真っすぐに進んでいくもの。
クローマ(Chroma)/彩度。転じて明るくも暗くもなれるもの。必要なものを選び取れるもの。
マイロウド(My Road・My Lord)/自分の道。わが主。転じて自分の信じるもの。自分の往きたいところ。

 ざっとこんな感じなのですが、書き出してみるとけっこう楽しいな……となりました。創作する上で一番好きな作業がネーミングな気がする。
 ちなみにマイロウドの手記は、私はこんな感じで命名して、そこから小説書いてたよってだけなので、基本的にキャラ解釈はフォロワーさんにぶん投げてます。だから名前の解釈ももっと色々あると思うし、あわよくば教えてください。よろしく天才フォロワーたち。
 以上だ! それではまた~。

雑記林

 お久しぶりです、綿谷です。地球の皆さんはお元気でしょうか。私はここ二週間ほど大腸炎でゆるふわ冥土をさ迷っていましたが、精神だけはいつも元気です。というか剣盾のDLCやった? 連れ歩きやばいね。一生ワンパチの散歩するわ。

 自創作ばっかしててブログをほんとに更新しない民族なんですけど、そもそも小学生の頃友だちとやってた交換日記を止めていたのもいつも私だし、中学生の頃に買った十年日記は三日坊主、高校生で細々やってた夢小説サイトでもやっぱりブログはほぼ更新してなかったので、日記を書くのが苦手なんだと思います。ツイッターでは長文で自創作語りするのにな。でもあとがき書くのもじつは苦手。
 特に何を語りに来たわけでもないんですけど、まあたまにはブログでも書くか……という気持ちで今書いてます。ツイッターより長いことを書きたいけど、小説を書く気力がないときに書く記事は楽しい。フラットで。

 近況も普段と変わらず、仕事してないとき以外は創作してるかゲームしてるか寝てるかって感じなので面白みもぜんぜんないです。半年前くらいから神フォロワーとのうちよそBLに狂ってるくらい。どれくらい狂ってるかというと鍵垢で専用の壁打ち垢作ってそこに小説投げてるのにもかかわらず、小説にもパスワードかけてるくらい狂ってる。怖。
 あとはポケモンバトルしながらどうぶつの森の住人になってるだけです。早くトドゼルガとカレー食べたいので雪原待ち。そういえば眼鏡失くしたので見かけた方は教えてください。

 最近どこにも行かないのに服とかアクセサリーとか買いまくっちゃうからストレス溜まってるのかな? と思ったけど、そもそも普段から服もアクセサリーも買いまくってるから通常運行なのよな。ウサギが三匹描いてある謎のトレーナーとか買いました。これから夏なのに。あほやろ。

 やっぱり書くことがないのでちょっと自創作の話をすると、『マイロウドの手記』はあと三話……か四話で一旦完結する予定です。一話目を書いたときから終わらせ方は決めていたのですが、上手く着地できるかは割と不安な気持ち。いつもそうなんですけど、はじまりとおわりがいっとう緊張する。
 というかマイロウドのことが私は未だにぜんぜん理解できていないし、マイロウドもたぶん自分のことをあまり理解していないので、よく分からないまま一緒に走ってる感じ。元々そういう物語ではあるんですけど、マイロウドが私の思っていたよりもずっとあっちへフラフラ、こっちへフラフラして、変なところが意固地で、自分の中でそれほど上手に物事を昇華できずに思い詰めるタイプだったので、フワフワしてるけどけっこう難儀なやつだなあと思ってます。頑張ろうな。『マイロウドの手記』、最初はフォロワーを自分の世界観でキャラ化するってタグ遊びだったんですけど、まさか私もフォロワーで長編小説書くとは思わなかったよ……めっちゃ楽しいです。

 マイロウドに限らず書きたい話はいつも尽きないので、様々なうちよそに狂いつつも長編小説も細々と更新していきますね。要はまったくいつも通りなんですけど、気が向いたときにでも読んで頂けたら嬉しいです。メッセージもいつもありがとうございます! お返事ぜんぜんできてないんですが、頂いたものはすべて嬉しく拝読しております。みんな健康であれ~。
 例のごとく中身のない記事ですけど、今日もそんな感じで終わります。クレープの皮とか餃子の皮とかが好きな人向け。次回の記事はまた……思い立ったときに……という気持ちなので明日かもしれないし来年かもしれません。

 ついでと言ってはなんですが、ブログで語るネタなどがあったらメッセージボックスに投げておいて頂けたら嬉しいです。当たり前体操だけど創作の感想はほんとにめちゃくちゃ嬉しいのでいつでもください。乞食です。いつもくれる方はありがとう。常に健やかであってくれ……。
 ということで、それではまた!

雷おこし

 人生の核になっているアニメ(ゲーム)作品はなんですか?
 そう問われたら、私の場合、真っ先に思い浮かぶのが『イナズマイレブン』と『ポケットモンスター』なのですが(ちなみにアトリエシリーズや軌跡シリーズはまたちょっと違うベクトルでたいせつな作品)、つまるところ私の人生というのは、大体にして「サッカーやろうぜ!」と「バトルしようぜ!」で片が付くというわけです。
 なまじキッズアニメ関係のイラスト仕事をしているのもあって、言ってしまえばもうキッズアニメに養ってもらっている感じだから、人生というか生活である。しかしながら生活を送るということが己の人生を形づくるということなので、やはりイナイレポケモンを含むキッズアニメたちは私の人生なのであった……何を言っているのか?

 ということで、本日はイナズマイレブンについて語らせて頂きたいと思います。
 奇しくも友人たちの大半がイナズマイレブンを通ってきた同志たちということもあり、人にイナイレを勧めるということがほとんどないのですが(ひょいっと手を出すには長いし! 無印編だけで全127話ある)、第一期に限った話で平たく言うのならば、「生粋のサッカーバカ中学生・円堂守率いる弱小チーム雷門中サッカー部が、日本中学サッカーの祭典であるフットボールフロンティアへの出場並びに優勝を目指す」という、スゲーッ! マジで情熱で胸アツ! な超次元サッカーアニメです、イナズマイレブン
 とにかくイナズマイレブンが好きなんです。
 イナズマイレブンが好き。
 大声に出して言いたいですからね、イナズマイレブン! 愛してるぞイナズマイレブン! よくイナイレフェスとかライブでそんな感じで大声を発してるけど。声のでかさに自分で引くわ。でかい声で「円堂ーーッ!!」って叫んだら円堂来てハイタッチしたレベルに声がでかい。
 イナズマイレブンもそうなんですけど、レベルファイブの作品って、ネーミングセンスのユーモアが子ども向けのコンテンツとして頭一つ分抜け出ていると個人的に思っていて。イナイレはストーリーより先にタイトルが降ってきた作品だと何かのインタビューで社長が言ってて、そんなんまさしくイナズマじゃん……とつい目頭を押さえてしまった。
 イナイレのネーミング(一期)で好きなのはやっぱり「イナズマイレブン」、そして「雷門中」。更に言うなら「フットボールフロンティア」、「帝国学園」、「秋葉名戸」、「豪炎寺修也(個人的に大声で名前を呼びたいキャラ第一位)」、マネージャーたちの名前が四季にかけられているところ、あとはやっぱり「ゴッドハンド」に「ファイアトルネード」など、挙げ出したらほんとにキリがないくらいで、全選手名鑑や必殺技一覧を眺めているだけでもスーパー面白いです。ちなみにレベルファイブの別タイトルだとスナックワールド妖怪ウォッチ二ノ国なんかもダイダイスキ。トレジャラという単語、あまりにも天才だと思った。

 イナズマイレブンに出会う前の自分が一体どういう生活をしていたのか、冗談抜きで全く思い出せないくらいには人生の多くの部分をイナイレに浸かって生きて参りました。何年経ってもゴッドハンドもファイアトルネードもデスゾーンも疾風ダッシュもゴールずらしも会得できないけど、イナイレが好きなおかげでなんとかここまで生きてこれたところはある。生きるのなんてテキトーでいいやと思いがちな自分にも、やっぱりどうしてもこれだけは譲れないっていう好きがあって、円堂が「自分のやって来たことに自信を持て!」って言うし、T-Pistonz+KMCが「好きなもんからは逃げんじゃねーぞ!」って歌うから、イナイレオタクの意地でなんとかその「好き」で仕事を頂きながら生きています。生きていたいっていうか生きたいんだよな……YUKIもそう歌ってた。
 ちなみに、イナイレのセリフの中でいっとう好きな言葉は、第二期で豪炎寺が吹雪に発した「オレは完璧じゃなくてもサッカー楽しいぜ」なんですけど、最早真歩家の家訓として和室に飾っておきたいですからね。「オレは完璧じゃなくてもサッカー楽しいぜ」。ウチの人たち誰一人としてサッカーやらないけど。しかも向こうは超次元だし。第一期の話だけしようと思ったのにもう第二期の話をしてしまった。すぐ喋ってしまう多弁オタクの性。
 ほんとに突っ込みどころが多いというか、初見とかむしろ突っ込みどころしかないと思うし(すぐ慣れる)、しかも社長はすぐ前作の設定を忘れるし、続編で新しいことをやりすぎてけっこう滑るけど、イナイレはそこを全部ブッ飛ばせるほどの物語のアツさがあるから、そこがブレなければオールオッケー! っていう気持ちです。

 イナイレは試合も激アツ展開もさることながら、日常回や特訓回もかわいかったりほっこりしたり、メチャクチャ青春してたりで、超次元の中学生ってマジで眩しいな……ということを再確認できる。
 そんな私が一期で好きなシーンは、染岡さんの特訓シーンです。他のメンバーと同じように練習をサボってきたFWの染岡さんが、転校生で元エースストライカーの豪炎寺修也のプレーを見て、焦燥や嫉妬、たぶん羨望も覚えて、部活が終わった後も一人でシュートの特訓を続けるシーン。そんな染岡さんに気が付いて一緒に特訓に付き合う円堂の言葉も最高にいい。ドラゴンクラッシュほんとにカッコいいよ。それを経た上でのドラゴントルネード、どんなに心が荒んでいても全米が泣いてしまうね。

 イナイレ、もちろん主人公でキーパーの円堂、そしてエースストライカーの豪炎寺、忘れてはいけない天才ゲームメーカーの鬼道さん、この三人の存在は作品にとってほんとうに大きくて、全員主人公なんだろうなと思うんですけど、更に言うなら染岡さん……染岡さんという泥臭くて人間味があって人情に篤くて格好悪いから最高にカッコいい存在が、このイナズマイレブンという作品の味を更に奥深いものへとしてると思うんですよね。中学二年生の感情の体現かと思う。すみません染岡さんのことめっちゃ好きなので正直贔屓目もあります。でも染岡さんほどカッコいいキャラもあんまりいないと思う。一期から二期にかけての染岡さん、二期から三期にかけての染岡さん、あまりにも染岡さんでしかなくてオンリーワン……って空を仰いでしまうものな。GOの染岡さんもすごかった。服も。イタリアンマフィアかと思うわ。でも錦先輩とのやり取りめっちゃ「染岡さん」って感じで最高だった。叫んじゃったよ。染岡竜吾……すごい男よ……

 ちなみにイナズマイレブンって、ゲームのジャンル的にRPGなんですよね。サッカーRPG。超次元サッカーRPGRPGなので歩いているとエンカウントを起こしてサッカーバトルが始まるし、試合やサッカーバトルによってレベルが上がるし、装備するものによって色々な能力値が上がるし、特訓で基礎ポイントを振ることもできる。初代イナイレで言うなら、マップから稲妻町のいろんなエリアに行くことができて、そこで新たな仲間をスカウトすることもできる。
 サッカー×RPGというレベルファイブらしい斬新なアイデアに、上手く掛け合わされて作品の良さをグッ……と押し上げてくれているのが、何を隠そう、音楽なのだ……
 イナズマイレブンのBGMを手掛けているのは主に光田康典さん。超有名どころ! 私もめちゃくちゃ大好きです。『クロノ・トリガー』や『ゼノギアス』の音楽を手掛けられている方! 風の憧憬狂おしいほど好き。
 このBGMがね……すごくて。単体で聴くと明らかにRPGの音楽なんですけど、いやほんと城、魔法、生死を争うバトル、神、光と闇って感じの。でもものすごく合うんですよ、イナイレに。何故?ってくらい合う。この壮大な音楽が。RPGの音楽なんですけど、ちゃんとサッカーRPGの音楽なんですよね。音楽に明るくないからあまり詳しいことは語れないんですけど、この音楽しかイナイレには合わないんです。たぶん、自然なんだと思う。自然にサッカーでRPGしてる世界の音楽。天才的なバランス感覚。過剰でもなければ物足りなくもない。試合の音楽とか盛り上がりがすごくて、後ろが盛り上がってくれるから私も心置きなく盛り上がれるというところもあります。友人と見てるとき叫ぶし。染岡さーーんッ!! 豪炎寺ーーッ!! って。

 イナズマイレブンはみんながみんなそれぞれの形でドストレートに好きを追う作品なので(結局全員サッカーバカ)、正直観るのが精神的に辛いこともあるんですけど、でもやっぱり自分の支柱に違いないので、観ちゃうと全部観ちゃうんですよね。泣きながら。
 こんなに頭のてっぺんからつまさきまで好きだって思える作品も中々ないんですけど、ないからこそ、ホントにこの作品に出会えてよかったなって事あるごとに思います。きっとイナイレに出会えなかったらオタクじゃなかったし創作もしなかったし今の仕事もしてないだろうと思う。本気で。イナイレなしにはわが人生を語ることはできぬ。一生愛してます。風丸一郎太に人生と性癖を狂わされたけどな。彼の話はまた後日します。彼の話だけする記事を書くよ……

 以上、イナイレ語り回でした。ちなみにくり返しになりますがこれは①です。まだ体感一期の話しかしてないし、一期の話も書きたりないので、また気が向いたら続き書きます。おんなじこと何回も言いそうだけど。そういうオタクなので。
 ただ語りたかっただけなのでイナイレ観てくれとは言わないんですけど、アマゾンで一話と二話は無料で観られるみたいです。もし気になったら観てみてください。そして私と一緒にファイアトルネードの練習でもしちゃリーヨ。
 ではまた次回で! いつになるか分からないけど。アレスの天秤が発売するのとどっちが早いか競争だ! ブログの更新ほぼ年一と化してるのでアレスの方が遅かったら嫌すぎる。
 じゃあまたね! ここまで読んでくれてマジで感謝!

覚え書き:大英自然史博物館展+α

 先日、『大英自然史博物館展』に行って参りました! ヒャッホー! ずっと行きたくてうずうずしていたので行けてよかった! ということで感想にもならない感想のようなものをだらだら書いてゆきます!(ガンガンに写真を載せるのでまだ行ってないって方はお気を付けて!)



 サーベルタイガーです。サーベルタイガーって名前からしてもう格好良いよね。大英自然史博物館展ね、平日の昼間に行ったんですけど、やっぱり春休みってこともあってめちゃくちゃに混んでました。まじかよ。ちょっとナメてました。ちなみにこの人間、『太古の哺乳類展』でも同じ過ちを犯しています。夏休みに行って爆散しました。あれ見に行って思ったんだけどやっぱりマンモスでかすぎ。人類あれと戦ってたの? 人類やばすぎ。そして私は話逸れすぎ。長期休暇のときに博物館に行くと、まずちびっこのパワーとエネルギーに圧倒されて精神力を使い果たしてしまう。でもちびっこの真っ直ぐな感想や疑問を盗み聞きするのはけっこう好きだったりもするのだ。変な人まっしぐら。

 というかね、骨格標本がどれもすごすぎて度肝を抜かれました。まずどうやって捕まえたの? 人類やばすぎ(そればっかり)。オオナマケモノの全身骨格とか、モアの全身骨格とか、見るとウワッとなるほど大きい! 恥ずかしながらモアという絶滅鳥の存在を今回で初めて知ったのですが、このモアって鳥のシルエットがすごく好みで……狂ったように写真を撮ってました。見に行ってね! 最高に少年心をくすぐられる見た目してるから! 大きいし! ポストカードも買っちゃったよ。モアを同定したリチャード・オーウェンと同定に使用されたモアの骨が描かれているやつ。本家のロンドン自然史博物館で売られているものみたいです。本家のグッズもいろいろ売ってたよ! 破産しかけた。

 剥製もたくさんあったんですけど、虎の剥製がどうにも郷愁を帯びた表情をしているように見えて何だか自分は少し切なくなってしまった。何故だか分からないけどあの虎の表情が忘れられない。あとキリンの頭なんかもあって、ほんとにキリンの頭なんですね、これが。ロスチャイルドのコレクションらしいんだけど、流石に趣味が悪いぞ。でも嫌いじゃない……。正気を疑うような展示品もたくさんあったので、人類がもつさながら熱病のようで狂気すら感じる探求欲とコレクター精神をここで再確認できる。ちょっと怖い。ただこれが人を人たらしめる所以だよな……こういう人たちがいたおかげで私たちは知を得ている……と思う。ガラスケースのハチドリとかゾウムシの指輪とか、綺麗とか凄いとかの前にまず鳥肌が立ちました。



 これはアルダブラゾウガメとダーウィンのペットだった若いガラパゴスゾウガメです。図録眺めてみても詳しいことは書かれていないんだけど、ペットのゾウガメが何故剥製になっているのかが最大の謎。これはこの展覧会に行く前からの謎である。そして謎は謎のまま終わるのか……。アルダブラゾウガメは推定200歳で天寿を全うしたとのことだけど、それにしてもこの子めちゃめちゃ大きいです。ゾウガメってこんな……こんなに大きくなるのか……。



 手稿とか手記とか見るとものすごくテンションが上がるタイプの人間です。人が書く文字っていうのが好きで。その書かれた文字に元々有る意味だけじゃなくて、人が手で書いた文字というものには、何かその文字の意味以外の言葉を感じる。想いとか熱とか。すごく焦ってるとか、すごく余裕があるとか、何かそういうもの。だから私も手で字を書くのは大好きだったりします。字はへたっぴなんだけどね! でもワープロを打つのも大好きなので、両方選べる時代に生まれたのは実に幸運だなって思います。脱線の鬼。



 疑惑のダチョウの卵。これは展示の説明文が面白くてにやりとしてしまいました。しかし展示されているところを見るとダチョウの卵にさえ何かやんごとならない気配を感じる……。卵に書かれた文章、こうして見ると何やら暗号みたいだ。何だかこいつだけで映画の一本でも作れそうじゃない? 『ダ・ヴィンチ・コード』的な感じで。題材にできそうな雰囲気がある……のは、気のせいでしょうか。

 そうそう、私がこれはいいなと思ったのは『微化石のクリスマス・カード』という展示なのですが、これはほんとうに浪漫を感じるものだと思うのでぜひ全人類にこの浪漫の風を感じてほしいと思った……。顕微鏡で見るスライドなんですけど、スライドなんですけどクリスマス・カードなんですよ! それ以外になんて言えばいいのか分からない……。でもこれを貰ったら嬉しすぎて心臓が止まって絶命するかもしれない……というレベルのもの。これを作ったアーサー・アーランド、最高のロマンチストなのでは? そのスライドを見る顕微鏡のコーナー、すごく混んでて2秒くらいしか見れなかったんですけど、図録には拡大図が物凄く大きく載っててありがとう図録……きみはぼくの相棒だ……という気持ちになりました。図録買ってね! すべての頁に少年心をくすぐられます。
 少年心といえばテラコッタ製ライオンはかなり響きました。1980年代までロンドン自然史博物館の屋根に飾られていたそうです。目で捉えられて動けなくなるな、これ。
 ……という感じですごく刺激的な展示物がいろいろ揃っていた大英自然史博物館展なのですが、やっぱりどう考えても混みすぎていたのであと一、二回くらいは行ってこようかなって気持ちです。呪われたアメジストとかろくに見てない。呪われたアメジストと31.5カラットのサファイアのターバン用ボタン、この展覧会の目玉だと思うんですけど、私サファイアの夜入りの空みたいな深くてけれど鮮やかな青を眺めながら、これ不二子ちゃんが好きそうだなとかアホみたいなこと考えてました。ルパン、不二子ちゃんのためにこのサファイア盗もうとするんだけど、何かいろいろあって、結局持ち帰ってきたのはサファイアじゃなくて呪われたアメジストの方で、ルパン一行はそのアメジストの呪いに振り回される……みたいな話ありそうだなとか。アホか。でもこのラインナップはルパン三世来てもおかしくないよね? アホです。

 あと強欲なのでさらっとだけど『シャセリオー展』にも行ってきました。シャセリオーは何故かめちゃめちゃ空いててよかった。『諸民族を結びつける商業』のタペストリーも後ろに下がったり近付いてみたり、ゆったりじっくり鑑賞することができました。しかしあのタペストリー、どうやって織ったんだ? ほんとうに綺麗です。シャセリオーは『コンスタンティーヌユダヤの娘』と『カバリュス嬢の肖像』がお気に入りなのですが、どっちもポストカードが売っていて嬉しかった! シャセリオーの絵はシェイクスピア作品のペン画も好きなのですが、この人は色遣いが凄まじいと思う。すごく面白い色遣いをするのにその色に全く違和感がなくて、すごく美しいし迫力と覇気がある。シャセリオー展のチケットで常設で今展示されている『スケーエン:デンマークの芸術家村』も鑑賞できるので実によいです。スケーエン派の絵は暖かい生活のにおいがするのですっごくいいなあ。癒されます。

 と、まあひとまずこんな感じかな。スケーエン展のこと思い浮かべてたら物凄くお腹空いてきた。白パンと魚とか食べたい気分です。やっぱり休みの日は出かけてみて、いろんなものを見て帰ってくるのが楽しいなあと思う。思い浮かばないと上野か池袋に行ってしまうのだけれども! もっといろいろ足を延ばしてみたいな。せっかく定期あるもんね。何かおすすめの場所とかあったらぜひ教えてくださいな。大体いつもお腹が空いているので美味しいご飯屋さんも歓迎だぞ。

 長々と脱線に脱線を重ねた話にお付き合いくださりありがとう! 今日はこんなところにしておこうと思います。お腹空いたからとりあえず何か食べます。ではまたね!



 分かる? 買いすぎ。